先日、お客様からの質問で
「サイドバーの配置って右側、左側どちらが良いの？」
というのがありました。
そこで、一般的な考え方をお伝えしておきます。
まずは、具体的に下図のようなレイアウトのお話しです。
まず「左側サイドバー（２カラム）」は、
左にサイドバー、右に記事（コンテンツ）になります。
どちらかというと左側のサイドバーを目立たせるレイアウトになります。
なぜ左側が目立つかというと、「Zの法則」「Fの法則」というのがありまして、
ページやチラシを見たときに人間の視線はZ（F）を描くように動くからというものです。
つまり、左側に視線が行きやすいということです。
左側サイドバーの上部にメニューや広告を置いておけば、そのPR効果も高いと言われています。
一方、「右側サイドバー（２カラム）」は、
左に記事（コンテンツ）なので、記事や内容をまず読んで欲しいという
場合ののレイアウトです。
多くの有名サイトを見ているとこのタイプが実に多い。
これはまず記事や内容を見てもらい、
興味を喚起したうえで、次の行動を起こしてもらう狙いがあるからでしょう。
結果、安定して閲覧数が伸びていけばリピートを減らしてまで一時的な効果を狙うよりも
ずっと高い広告効果が得られるということになります。
もちろん必ずしも狙い通りに行くとは限りませんが、
そういう傾向があることは間違いないでしょう。
ちなみに「両側サイドバー（３カラム）」は、
両端にサイドバーを置いて、コンテンツは中央ということになります。
３カラムはたくさんの情報を出せるのがメリットで
広告もたくさん掲載することができますが、デザインや余白の幅、
バランス等によっては窮屈なガチャガチャした印象を与えてしまいます。
yahooなどのポータルサイトのように発信する情報が多くある場合は、
一度に多くを分類しながら掲載でいるので有効とも言えます。
１カラムの例
また、最近の傾向として、商品の宣伝メインのいわゆる「ランディングページ」（右図参照）は
サイドバー無しの１カラムレイアウトで、ガンガン縦方向にアピールするのページが多くなって
います。
以上、目的に合わせて、サイドバーの位置も考える必要があるということです。
